TOEFL対策〜受験スケジュールを立てる際の注意点〜

今回から何回かに分けてTOEFL体験談についてつらつらと書いていこうと思います。

 

にっくきTOEFL。超純ドメで英語苦手人間の自分は本当に苦しめられました…

30回近く受けたのでもう思い出すのも嫌なくらいですが、今後TOEFLで困る方々に何かしら役立つことが残せればと思い書いて行こうと思います。

ちなみにTOEFL受験前の英語力はこちら。

・受験2年前:TOEIC 600点

・受験直前:TOEIC 830点

・英語の試験などは最低限以下のレベルでなんとかやりすごしてきたタイプ。

・1ヶ月程イギリスに語学留学の経験あり。

 

このレベルで初回TOEFLを受けた結果、58点

低すぎてどのビジネススクールにも出願不可、もはや出禁レベルのひどい点数ですが、受けた当初はこれが低いのかどうかもよくわからず「まあこんなものか」と悠長なことを思っていました。

 

こんなレベルからスタートしましたが、2年以上かけなんとか101点まであげることができました。(各セクションの最高スコアを足すと105点になりましたが、スコアが最後まで揃わず101で出願)

 このような英語歴ですので、このTOEFL関連記事も、純ドメでTOEFLに苦しんでいる or今後苦しむ可能性がある人向けに書いていこうと思います。

 

まずTOEFL受験全般について簡単に何個か記事を書いたあと、各セクションについて書いて行こうかと思います。

今回はTOEFLの受験スケジュールについて。

 

 

TOEFL受験スケジュールを立てる際の注意点

純ドメで英語に苦労しているという人の場合、TOEFL攻略には非常に時間がかかります。

例えば、「ようやくTOEIC800超えた!TOEFLに移行だ!」という状態の場合、体感的には100点超えまで1年半~2年はかかるイメージです。

 

もちろん意外と難なくスコアゲットする方も世の中にはいると思いますが、基本的にはそういう人は少数派だと思います。

 ネット上の合格体験記を見ていくと、「TOEFLは一回でサクッとクリア」「初回110で終了★」などの体験記がありますが、彼らは帰国子女とか、もとから英語超得意とかそういった方々、いわゆる選ばれし者だと思ってください(笑) そのような方々と同じタイムスケジュールでMBA受験のスケジューリングをするのは非常に危険です...!

 

純ドメで帰国子女では無い方でTOEFLを短期間で終了するというのは、どうしても難しいのかなと思います。合格体験記のようにTOEFLですぐにスコアをゲットできる前提でスケジュールを組むと、大体思うようにいきません。 長期戦覚悟でスケジュールを組まれるのが良いかと思います。極端に言えば「自分はMBA志願者の中で最も英語力が低い無謀な人間...」という戦略的悲観的観測のもとスケジュールを立てていかれることをおすすめします(笑)

 

私は基本的に楽観的な人間なので、web上の強者の方々の体験記を勝手に参考にした結果思うようにスコアメイクできず、8回程スケジュールを立て直しました。完全な自業自得なのですが、スケジュールを変更するたびに「自分は当初の予定通りにすら進められない弱い人間なのでは...」「そもそもなぜ受験をしているんだろう...」「もう全て投げ出して森へ行きたい...」というネガティブな思考に支配されてしまい、勉強がさらにはかどらなくなるという悪循環が発生していました。そうならないためにも、どうかスケジュールを立てる際はお気をつけて…

 

最後に自分のスケジュールを載せておきますので、ご参考ください。

 

2012年1月:TOEIC 830点獲得

2012年3月:TOEFL初受験 58点で撃沈

2013年1月:TOEFL5回目 80点。

2013年6月:TOEFL10回目 85点。その後80点後半をしばらくさまよう。

2014年1月:TOEFL20回目 90点 初の90点越え。

2014年4月:TOEFL25回目 101点(R27、L29、S20、W25)。遂に100突破!→出願スコア

2014年5月~9月:継続して受験するもスコア更新ならず。出願スケジュールを考慮し、TOEFL受験を終了

 

見返すと約2年半受験し続けてますね。信じられません...!

TOEFLは個人的にMBA受験で一番きつかったですが、その分英語力も(昔と比べれば)TOEFL受験を通して向上できたと思います。

MBA留学がスタートして間もないですが、、英語の読み/聞き/書き/話しスキルの根底にTOEFLで培ったものがあると感じてますし、やってよかったかなあと思います。もう二度と受験したくないですが(笑)

 

では